一般家庭での対策
5.新型インフルエンザ 一般家庭での対策
新型インフルエンザは、今回の鳥インフルエンザのように、いつ起こるかは誰にもわからず、また起こったときにどうなるかも誰にも分かりません。重大な被害が起きることを想定して、今できることを準備しておくことが大切です。そのことを理解して、今後の状況に注意しておきましょう。
発生前の準備
- うがい・手洗い・マスク の励行
- 食料品・飲料品・日用品の確保・備蓄
- 発熱時の対処
- 「咳エチケット」の徹底
- 正しい衛生習慣を身につける
発生直後の対応
- 国・地方自治体・マスコミが提供する情報の収集・周知
- 発症者の家庭における留意事項
- 医療の確保への協力
- 不要不急の外出を控える
パンデミックは日本だけのものではなく、2009年の豚インフルエンザH1N1型のように海外のほかの国からほぼ同時に発生することもあり、それによって、輸入が減少したり、停止することが予想され、さまざまな生活必需品が不足して、手に入らなくなることが考えられます。
感染を防ぐためにも、不要不急の外出をしないことが望ましいので、外出しなくても良いだけの2週間分の最低限の生活必需品と1人20枚程度のマスクは準備しておきましょう。
具体的な備蓄品
食料品
| 米・乾パン・インスタントラーメン・缶詰など
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飲料品
| ミネラルウォーター・ペットボトルや缶入りの飲料など
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医療品
| 常備薬・解熱鎮痛剤・絆創膏など
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日用品
| ティッシュペーパー・保湿ティッシュ・洗剤・ビニール袋など
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参考資料
[PDF:328KB](厚生労働省 新型インフルエンザ専門家会議)
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